一区切り

中学1年生の6月から不登校が始まった娘の高校進学が決まりました。
全日制ではなく通信制なので不合格になることはほぼないのですが、進学が決まるとやはり親はホッとしますね。

通信制高校に決めるとき、本人も私たち家族も抵抗なく、むしろ娘には合っていると思って賛成しました。完璧主義の娘は、やりたいこと・やるべきことは100%でやりたい子です。
でもすぐにキャパオーバーになってしまって、本人が納得する結果にならなくて落ち込むことの繰り返し。やるべきことでエネルギーを使い果たしてやりたいことがほとんどできず、負のスパイラルから抜け出せなくて辛そうな姿を見てこっちも辛い毎日でした。

中学校でもそんな状態なのに、高校ともなればさらに求められるものが多くなって娘には耐えられないだろうと思っていました。だけど、通信制なら自分のペースで通うこともできる、勉強以外のやりたいことにもエネルギーを注げるかもしれない。

担任はあっさりと通信制を選択したことに対してもあまり賛成していないような感じで、どの通信制にするのかについても、娘の希望とはかなり違った近場の学校ばかりを進めてきたりして。学校としては通信制であっても「途中でやめる」ということにならないように配慮したものなんだろうけど、それって学校の都合。もちろん娘には響かず。

娘は市外(電車通学)の通信制を希望していたので、娘の希望に合った学校を探して決めました。
無事に受験(面接)が終わって合格通知を頂くことができ、あとは中学を卒業するだけになりました。

あーホッとした(笑)

練習?

高校も決まったし、あとは気楽に中学生活を送ればいいと思っていたら、担任からまたまた変な提案があったと娘から報告が。

娘が通う高校は週に何度か通学ができるスタイルで、通信制でありながら登校ができます。
そこで、高校に通う練習として週に何日か決めた日数登校することを目標にしようと言われたそうです。

目標?練習?
何のために?
高校に通う練習って何?
ただ学校に通う理由付けにしか思えない、はあ?って納得いかないわたしですが、娘はとりあえず、わかりましたと週2日は登校する約束をしてきたそうです。本当に何を考えているんだろうか。

その話を娘の主治医にも相談したところ

「学校の先生っていうのは、善意でやってるんだよね。だから怖いよね。不登校の子に少しでも学校での思い出を作ってあげたいからどうしたらいいかって本気で聞いてくることがあるんだよ。そんなことは必要ないのでそっとしておいてあげて下さいって伝えるけど、先生は本当に善意で良かれと思ってるからね」

「高校に行く練習なんてする必要ないよ。そんなことするなら、高校通学の同じ時間の電車に乗ってみるとか、高校生活でやりたいことを考えるとか、そういうことの方が娘さんには必要だと思うよ」

わたしもこれに同意見でした。高校に通う練習であれば、実際に電車に乗ってみる、同じ時間で行動してみることの方が練習になります。

善意

そう思うと娘に対してのあれもこれも納得がいく。
娘に良かれと思っての提案だったんだろうと思うけど、それが娘にとって苦痛でプレッシャーであったことも事実。本当に先生って相性が大事だなと思います。

さあ、卒業まであと少し。
学校はともかく、高校で離れちゃうお友達と楽しい思い出作って欲しいな。
学校以外でいいから、たくさん遊んで話して過ごしてほしい。

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