うちには、不登校の息子(小6)と不登校から復帰したけどまだまだ不安定な娘(中3)がいます。
息子は小5の二学期の終わりから行き渋りが始まって冬休み明けから完全不登校になりました。
娘は中1の5月から体調不良を訴えることが多くなって、だんだんと休むことが増え不登校になりました。その間も完全不登校ではなく放課後は顔出し程度に学校には行っていました。
中2の終わりになって、児童精神科にお世話になることになり、先生との会話の中で自分自身を改めて理解したのか、本人も受験のことを考え始めたのか、登校し始めました。
あまりにハイペースで登校するので、その気力がポキっと折れないか心配していたら、予想的中で急に減速して、今は登校してから保健室で過ごすことが多くなっています。
不登校は本人にも親にも辛いことです。不登校が悪いとは思いません。学校に行けないことで人生が終わるとも思いません。
ただ不登校を受け入れることは本当に辛いです。人はみんなと同じ行動をとることに安心を感じます。不登校はその安心を得られない。
本人も行くことが当たり前と言われる世の中で、学校に行けないことは辛くて苦しいと思う。そして親も辛い。
毎日が修行のようで出口が見えないトンネルを永遠歩いているような気持ちになります。急に泣けてきたり、イライラしたり、やる気もなくなる。
学校に行かなくてもいい、と思うときもある。でも元気に登校していく子供を見ているとやっぱり学校に行ったほうがいいと思うこともある。気持ちも揺れますよね。
息子は、まだまだ動き出す気配もなく、一日中家にいてYou Tube三昧です。そんな姿を見て不安になって、ついつい不安を煽るようなことを言ってしまうこともあります。
でも娘を見ていて思うのは、動き出すときは来るってこと。もちろん動き出しても急にスピードを上げて進んでは行かないし、休み休みゆっくり進んで、戻ってくることもあります。それでも前には進んでいる。
だからその時を待つしかない(笑)
いつまで待てばいいのかわからなくて苦しくなるし、逃げたくなるけど、それでも待つことしかできません。
前に進もうと決めるのは本人だから。
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